アナタは実際のところ愛猫にどの程度信頼されているのでしょうか?
愛猫との信頼関係は、猫がアナタの体のどの部分に乗ってくるかという行動の中に現れているんです。
夜、寝ている時に猫がアナタの上に乗ってくる事ってありますよね?
『家の猫は乗ってこないよ』と思ったアナタは要注意が必要かも
(季節にも関係するので一概には言えませんが。)
基本的に夜に寝ている時のアナタと猫の位置関係というのは愛猫のアナタに対する信頼度があらわれているので詳しく解説していきましょう。
夜寝ている時の猫の位置は?
夜寝ている時にはおおまかに以下のポジションに猫がやってくる事が多いのではないでしょうか?
☑『顔や胸の上に乗ってくる』
☑『枕に顔を並べてくる』
☑『布団の上の足元に乗る』
☑『布団に入ってくる』
☑『離れた所で寝ている』
大きく上記のような状態で寝る事が多いと思います。
この寝るときに猫のポジションの取り方には飼い主さんに対する信頼度が隠されています。
布団に入ってくる
信頼度:★★★★★
夜になると布団の中に潜り込んで来て寝るという猫がいます。
この時、猫の特性を知っている飼い主さんは『寒いから飼い主を湯たんぽ変わりにしてるんでしょ!』
と考える飼い主さんもいます。
確かに猫が布団に入りたがる理由の一つが『寒いから』というのは正解です。
ただ、布団に入りたい理由が寒いからだけではないです。
重要なのは布団に入ってきた時の猫のポジションです。
布団の中の飼い主さんの足元にいるようなら、単なる寒さ対策と考えられますが
布団に入り込んできた猫が脇にグイグイと顔を押し付けてくる事があると思います。
これは、実は猫は人間の脇の匂いが好きで、人間の脇の下から分泌されるニオイは母猫の乳首から出るニオイにとても似ているからなんです。
子猫は母猫のそのニオイをヒントにして乳首を探り当てます。
飼い主さんの脇に顔を押し付けている時は母猫からお乳をもらっていた時の事を思い出しているのでしょう。
グイグイと脇をかき分ける仕草というのは、まさに子猫が母猫の乳を探るときに取る行動なので
この行動がある時は完全に子猫モードになっている時なんです。
多くの場合足元に入り込んできます。
見分ける目安にしてみてください。
顔や胸の上に乗ってくる
信頼度:★★★★☆
愛猫がアナタの顔の上や胸の上に乗ってくるのは信頼度は高いのですが少し舐められているのかもしれません。
舐められているというと少し表現が違うかもしれませんが
愛猫はアナタの事を過剰に信頼している可能性があります。
『この飼い主は何をしても怒らないニャ』と思っているから顔の上や胸の上に堂々と乗ってくるんです。
さすがに夜寝ているときに顔の上の乗る猫というのは非常に稀ですが、胸の上に乗られた経験は多いのではないでしょうか?
寝ていると息苦しくて目が覚めると猫が乗っていたという経験は私にもあります(笑)
意外と重たくて目が覚めるんですよね。
信頼され過ぎている可能性があります・
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枕に顔を並べてくる
信頼度:★★★☆☆
猫がアナタの枕元で並んで寝るパターンは猫が飼い主を対等な関係と思っている状態です。
これは決して悪い事ではなくて、しっかりと信頼もしているのです。
並んで寝るという事は両者の関係は対等で力関係は互角と猫が認識しているので十分に信頼されているといえます。
甘えん坊な猫ほど飼い主さんの顔の近くで寝たがるものなので顔の近くで並んで寝ている場合は
飼い主さんの誓うで安心している状態でしょう。
アナタの愛猫は寂しがりやなのかもしれません。
布団の上の足元に乗る
信頼度:★★☆☆☆
布団には入ってこないけれど一応は同じ布団で寝ているので信頼関係は構築されています。
ただ、布団が暖かいからという理由でそこに寝ているだけという可能性ももちろんあります。
とはいっても少なくとも猫に嫌われているという事はなさそうなので安心してください。
あまり寂しがりやではないという事も考えられます。
離れた所で寝ている
信頼度:★☆☆☆☆
愛猫が飼い主さんと違う部屋で寝ている状態というのは信頼度は低めといえます。
しかし、人間に依存しないで自分が決めた好きな場所で寝るというのは本来の猫の姿ですので
マイペースな単独生活をしている猫の性質から考えると理想的というか当然の姿なんです。
飼い主さんが寂しいからといって無理に布団に連れ込む事はやめましょう。
さいごに
猫が寝る時に取るポジションは飼い主に対する信頼度があらわれる部分ではあるのですが
いくら信頼度が高いといっても蒸し暑い真夏には涼しい所で寝る事もあります。
ですのでこの記事のケースは冬を基準に考えてみました。
夏に涼しい場所で猫が寝ているからといっても、それが信頼関係がないという事ではありません。