犬のしつけ

犬の『おすわり』『伏せ』などのしつけ方法!基本的な教え方と心構えとは?

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犬の『おすわり』『伏せ』などのしつけ方法!基本的な教え方と心構えとは?犬と暮らしていく上で『しつけ』というのは想像以上に重要です。

しつけというと誰もが思い浮かべるのが『おすわり』や『伏せ』や『待て』だと思います。

犬のしつけというのは大きく2つに分類して考える事ができ、最も基本的なしつけというのは服従訓練です。

服従訓練というのは【犬との主従関係は子供の内から!失敗しない基礎知識】で触れているように

犬に対して誰がボスで優位なのか、家族という集団の中で犬がどの位置に位置づけされているのかを教える作業です。

この服従訓練は縦社会で生きる犬にとっては重要な事なので子犬のうちからしっかりと教え込む事が大切です。

基本的に子犬の内に教えておきたい事は【子犬のしつけ!迎え方とトイレのしつけ方のポイントとは?】でも触れていますが

縦社会としての自分の順位はきっちりと教え込みましょう。

そして『おすわり』『伏せ』『待て』といった基本的なしつけというのは重要な服従訓練が終わった後から始めても十分間に合うので慌てなくて大丈夫です。

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『おすわり』『伏せ』『待て』の前に基本ポイント

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『おすわり』『伏せ』『待て』を教えて行こうとする時には、まずは犬と飼い主の主従関係がしっかりと構築されている事が前提です。

そのうえで基本的な『褒めてしつける』という事を始めていくのですが、この褒めてしつけるという事にも

いくつか注意事項がああるので、飼い主さんも適当なしつけをしないように注意事項を頭に入れておくようにしてください。

命令をしているのは飼い主である事

これは飼い主以外の人間が命令をしてはいけないという意味ではなく命令をしているのは犬ではなく飼い主でなければいけないという意味です。

例えば褒めてしつけるという事が犬の命令を聞いている状況になってしまっていないか?という事なんです。

具体的な例をあげるとこうです。

具体例
犬が餌を見て吠えているので飼い主は吠えるのを止めようと餌を与えます。
犬は餌をもらったので吠えるのを止めます。
飼い主は犬が吠えるのを止めたので褒めてあげました。

これは一見すると犬が吠えるのをやめたので餌をあげて褒めるという正しいしつけのように思う人もいると思いますが

実は犬の要求に飼い主が従ってしまってる状態なんです。

このことが小さな間違いだとしても根本的な勘違いを飼い主さんが改めないと、同じ事が続いた時に犬は『自分は飼い主よりも立場が上だ』と認識してしまう事になる可能性が高いです。

そうなると犬は餌が欲しければ吠えればいいんだと飼い主に命令してくるようになりますし、その命令に飼い主が従わないと噛みついてくる事もあります。

すると飼い主は常に犬のご機嫌を取らなくてはいけなくなるので日常生活に支障が現れる事もあるんです。

褒めてしつけるというのは正しい事なのですが、褒めているつもりが犬の要求に従ってしまっていないか間違えないようにしましょう。

一度出した命令は撤回しない事

基本的に一度出した命令というのは撤回してはいけないです。

例えば『座れ』と何度も命令しているのに犬が座らないからと言っても一度座れと命令を出した以上は命令を取り下げると

犬は『この命令は従わなくても良い』と判断してしまう事になります。

飼い主さんが中途半端な命令の出し方をしていると犬も混乱してしまう事にもなるので一度出した命令は安易に取り下げない事です。

最初の内は命令に従わなかったり、上手く出来ない事もあると思いますが、基本的には命令は二度までにして三度目はサポートしてあげると良いです。

何度命令しても従わないし出来ないからと叱るのは禁物です。

根気強く『おすわり』と命令してはサポートしてあげる事を繰り返す事が一番良い方法と覚えておきましょう。

また、実は犬にも反抗期があって、生後6か月から1歳くらいまでは命令の意味は理解しているのに従わないという態度を取る事があります。

この時期も『今は反抗期なんだ』と理解して飼い主さんもイライラせずに根気強く二度命令しても従わない時は三度目で手伝ってあげる事を繰り返してください。

もちろん、手伝ってあげて『おすわり』が出来た場合も褒めてあげましょう。

犬も心が成長して成熟していくにつれて反抗期に終わりを告げて飼い主さんの命令に喜んで従うようになるので心配はいりません。

この反抗期の時こそ命令を途中で取り下げるような中途半端な事はしない事です。

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基本ご褒美に食べ物は使わない事

犬をしつける時に上手にできたご褒美として食べ物を与える飼い主さんもいると思いますが、私は基本的にはご褒美に食べ物を与える事はしない方がいいと思います。

ご褒美に食べ物を与えた場合、それは信頼関係というよりも『取り引き』の意味合いが強くなるからです。

勿論、確かなしつけの経験がある人がご褒美に上手に食べ物を用いるのは良いと思います。

経験がある人というのは、初めにご褒美に食べ物を利用したとしても上手に食べ物を抜いていって最終的には食べ物無しでも犬が命令に従うようにする事が出来ます。

しかし、しつけの経験が少ない飼い主さんがご褒美に食べ物を使うと、食べ物の抜き方に失敗して

食べ物が無いと言う事をきかない状態になってしまう事が多いです。

食べ物を絶対に使ってはいけないという事はありませんが、なるべくならご褒美は食べ物よりも飼い主さんの言葉や態度で示す方が良いと思います。

一つの命令を完璧に覚えてから次の命令へ

もしも、アナタが愛犬に『おすわり』を最初に教え始めたとしたら『おすわり』が完璧に出来るようになったら次に『伏せ』や『待て』を教えるようにしてください。

今日は『おすわり』明日は『伏せ』明後日は『待て』明々後日は再び『おすわり』という事はやめましょう。

例えば『おすわり』もどのような状態が完璧なのかというと、ごはんの時だけ出来るというのではなく散歩の時もいつでも命令をすれば犬は従うというレベルに到達する事です。

『おすわり』の命令に対して時々失敗する状態で『伏せ』など次々に命令を教えていくと全てが中途半端になってしまいます。

『おすわり』の具体的な教え方

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『おすわり』というのは最も基本的なしつけで、時々『おすわり』の事を芸だと言う人もいますが立派なしつけなんです。

おすわりが出来ると不用意な飛び出しを防ぐ事に繋がりますし、散歩中にに知らぬ犬と出会った時などの飛びつきの抑止にもなります。

具体的なおすわりの教え方は、まず犬にリードを付けてリードを軽く犬の上の方に引いて(犬が苦しくないように注意)お尻からゆっくりと後ろ脚の方へ飼い主さんの手を滑らせて行きます。

そうすると両脚がおなか方へ押されるので犬はストンと座ります。

これが出来たら褒めてあげて下さい。

この時に『おすわり』という言葉と、おすわりを示す動作も繰り返しおしえます。

一般的には人差し指を立てて犬の前にかざす事が多いと思います。

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繰り返しこの動作を教えていくと犬は声とサインを覚えて座るようになっていきます。

全く難しく考える必要はなく、繰り返し根気強く教えていくだけなんです。

どんな時でも座れる事が大切

おすわりを教える時にご飯を利用する飼い主さんもいますが、それ自体は悪い事ではありません。

食事の時に犬の情報に餌をかざすと、自然と犬の腰は下がるので、犬のお尻が床についた瞬間に『おすわり』と命令を出して褒めながらご飯を与えるというのも有効な方法です。

ただ、ご飯を利用した『おすわり』はやはり、取り引きの要素が強いので命令と座る動作が出来たら散歩中など食べ物が無い状況でも命令に従って座れるように教えていく事が必要です。

ポイント
『おすわり』という言葉と指でのサインと座るという行為を一連の動作として理解するまで
繰り返し教えていく根気が一番重要です。

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待ての具体的な教え方

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待てというのは犬の集中力を求める大切なしつけです。

待てを教える犬が幼い場合や、教え始めの場合はあまりに長く待てを持続させると無理強いになってしまうので無理のない時間からスタートします。

待ての成立は最初は1秒で十分です。

待てを教えるのは、おすわりが完璧に出来るようになってからというのが前提です。

『おすわり』と命令を出して犬が座ったら飼い主さんはゆっくりと立ち上がるか、犬から少し離れていきます。

この時に犬が動いてしまったら再びおすわりからやり直します。

無事に犬が座ったまま飼い主さんが立てたり、数十センチ犬から距離を取る事が出来たら声と手によるサインを出します。

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最初は1秒待てれば大成功なので、それから少しずつ時間と離れる距離を伸ばしていきましょう。

最終的には飼い主さんが解除するまで待てるようになるのが理想です。

待てというのは犬は相当の集中力を使うので犬の集中力の持続を無視していると犬は勝手に動き出してしまうので

犬が動き出す前に必ず待ての解除を飼い主さんが行ってください。

解除の言葉も常に同じ言葉を使って統一するようにしましょう。

ポイント
待てを解除する時は飼い主さんが犬の元へ戻ってから解除するようにしましょう。
犬から離れたまま解除して犬を呼んでしまうと、犬は待てが解除された途端に飼い主さんの元へ早く行きたくて飛び出すようになってしまいます。

伏せの具体的な教え方

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伏せは『おすわり』と『待て』が出来るようになってから教え始めます。

伏せの姿勢というのは犬にとっては無防備な姿勢なので元々の性格が警戒心が強かったり反対に気の弱い性格の犬の場合はなかなか命令に従わない事もあります。

伏せというのは飼い主さんと犬の信頼関係、服従心を表す姿勢なんです。

伏せの具体的な教え方としてはリードをつけたほうがやりやすくて、『おすわり』や『待て』をさせた後に首につけたリードを軽く下に引きながら両前脚を持って

そっと前に引く事で両前脚が地面に付くので、その瞬間に『伏せ』と声をかけてあげます。

この時に犬が立ってしまったら、もう一度おすわりからやり直しましょう。

この時に犬の姿勢は楽な方が良いので注意してみてあげましょう。

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このように後ろ脚が横に流れている姿勢は犬にとって楽な姿勢なので、この姿勢が理想的です。

時々、お行儀が悪いと勘違いして犬の伏せの姿勢をこの様なスフィンクス型の姿勢に矯正しようとする飼い主さんがいます。

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このスフィンクス型の姿勢は犬にとって不自然で疲れる姿勢なので長時間スフィンクス型の姿勢をさせるのはやめましょう。

さいごに

犬のしつけの基本的な考え方は何を教えるにしても同じで『いい経験をさっせてあげる』という事です。

犬というのは経験した事が全てなので自分が経験した事を覚えていきます。

私たち人間は人から話を聞いたりする事で情報交換をして自分が経験していない事でも情報として頭に入れる事ができます。

例えば『あそこは危険な犬がいる』と聞くと私たちは、そこには危険な犬がいると理解するので

そこを通る時には注意しますし可能なら通る事を回避します。

ところが犬は自分が体験した事が全てなので、そこに危険があったとしても自分が実際に危険に直面しなければわからないんです。

なので、何かをしたら良い事が起きたと犬に認識させることがしつけの基本なのです。

犬の行動には必ず過去の体験があるので例えば子犬の時に長い間ケージに入れられて外の世界を知らない犬は外に行くと楽しさよりも警戒心や恐怖心があらわれます。

人間にとって困った行動をとる犬は過去にそういう行動をしてもいいんだという体験をしています。

ですので、犬をしつける時というのは犬に良い体験をさせてあげるという事がとても大切だと覚えておきましょう。

  • この記事を書いた人

D.yu-ya

猫や犬、生き物全般が好きで猫を飼っていました。 愛猫が他界した事で現在はペットを飼っていないのですが ブログという形でペットについて書いていきたいと思い このブログをスタートしました。 不定期更新ではありますが、よろしくお願いします。

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