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猫にノミが!?駆除の方法とノミの危険性とは?

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猫にノミが!?駆除の方法とノミの危険性とは?猫と暮らす事で、とても厄介で困ってしまうのが『ノミ』だと思います。

ノミというのは猫にとって痒いというのは勿論なのですが、その他にも様々な病気の原因にもなるので

ノミを見つけた場合は早急に駆除し撲滅する事が大切です。

ここでは部屋にいるノミの駆除と猫の体に寄生したノミの駆除方法をご紹介していきたいと思います。

猫に寄生するノミってどんな奴なのか


ノミというのは実は昆虫の仲間で、昆虫と同じように『卵⇒幼虫⇒サナギ⇒成虫』という成長過程を歩みます。

ノミは羽が退化しているのですが、その代わりに驚異的なジャンプ力を持っているんです。

ノミといえば、めちゃくちゃ飛び跳ねるイメージがありませんか?

このノミというのは1000以上の種類が居るのですが、私たちの愛猫に寄生する種類はネコノミイヌノミといわれています。

実際にネコノミとイヌノミの違いというのは専門家であっても見分ける事は簡単ではないと言われていて唯一のはっきりとした違いと言えば

ネコノミは人間の血を吸う吸血をするという事でしょう。

ノミは生命力がとても高くて吸血をするネコノミでは血を吸わなくても約3か月は生存しますし、吸血していれば1年生きると言われています。

産卵も多くて1日に少なくとも10個、寿命を迎えるまでに1000個は卵を産みます。

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ノミが好む環境は?

ノミが好む環境というのは気温が18度以下で湿度が70~90%という状況です。

環境によって卵から成虫になる時間が変化するノミはベストの環境であれば約3週間で成虫になります。

成虫になったノミは驚異的なジャンプ力で飛び回って愛猫に毛の中に入り込んでしまいます。

高温多湿が好きなノミではありますが、冬になるといなくなるワケではないんです。

ノミは寒さと感想には確かに弱いので冬に外で生きていく事は無理ですが暖房環境が整っている今ではサナギのまま冬を越します。

よほど暖かい環境の室内では1年中出没する事もあります。

一番多い寄生ルート


では、猫にノミが寄生するルートというのは、やはり自由に外出する外猫が外からノミを持ち帰ってしまうケースが多いです。

近所の野良猫と接触して移されたりという事が考えられます。

少し外出しただけでも簡単にノミを拾う事があるので油断はできません。

猫を多頭飼いしている場合は1匹がノミを持ってくるとあっという間に他の猫へと広がっていきます。

原因は何であれ、ついてしまったノミは駆除しなくてはならない事に変わりはないです。

部屋にいるノミを駆除する方法


部屋にいるノミを駆除するには入念な掃除が基本です。

ノミというと猫の体を縦横無尽に這いまわるイメージが強いと思いますが、冒頭でも書いたようにノミは昆虫の仲間なので

卵やサナギの状態のノミも必ず存在しますよね。

その卵や幼虫、サナギは一体どこにいるのかというと多くの場合は部屋の隅だったり家具の裏などです。

目に見えないゴミやほこりの中にひっそりと潜んでいて成虫になる時を待っています。

目に見える成虫をどんなに駆除しても部屋の中に卵やサナギが残っていると結局は成虫となり再び猫に寄生する事になります。

ですので卵やサナギを駆除するには入念な掃除が必要不可欠で掃除機でノミがか悪れているほこりやゴミを吸い取ってしまう事です。

ノミは非常に小さいので畳の隙間やカーペットの裏側にも入り込んでいるので入念な掃除機掛けをしましょう。

部屋の中にのみの成虫を発見したら、しばらくは徹底的に掃除機攻撃で対応しましょう。

掃除機の内部にも気を付ける

ほこりを吸い取った掃除機の中身の処理も大切で、ほこりを吸い取ったまま放置しておくと掃除機の中でノミが成長しまくる事になります。

対処法としてはノミを吸い取った掃除機にノミ取り粉やノミ取りスプレーを吸い込ませる方法です。

それらを掃除機に吸い込ませる事で掃除機内部のノミを完全に死滅させてしまいましょう。

特に念入りにしたいのは愛猫の寝床です。

奈子が起床した後は必ず場所の確認をしてみてください。

万が一パラパラと白いものが落ちていたら、それはノミの卵です。

猫の寝床は特に念入りなしつこいくらいの掃除機掛けをしましょう。

ポイント
卵や幼虫、サナギというのは

薬に強いので出来れば吸い取った物は焼却してしまいたいです。

焼却が難しい場合は放置せずに、すぐに捨て去ってしまいましょう。

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薬剤で死滅させる方法

部屋の中を跳ね回る成虫には掃除機攻撃も追いつかないと思いますので薬剤攻撃をする事も仕方ありません。

薬剤攻撃の方法としては主に以下の手段があります。

☑『ノミ取り粉を散布する』

☑『殺虫剤を含ませた雑巾で拭く』

☑『燻煙剤を焚いてしまう』

薬品の力に頼る時は愛猫の安全には要注意してください。

必ず愛猫を安全な場所に移動させてから実行します。

ノミを殺すという事は猫にとっても無害ではありませんし、飼い主さんも自分の安全には注意してほしいと思います。

特に燻煙剤は猫がいる部屋で焚くと愛猫が死に至る事もあるので要注意です。

猫に寄生したノミを駆除する方法


さて、すでに愛猫に寄生しているノミを駆除するにはどんな方法があるのでしょうか?

当然ですがノミに寄生された猫にはかゆみが伴うので後ろ足で体をボリボリと掻くでしょう。

勿論、ボリボリと掻いていると絶対にノミがいるというワケではないのですが、やたらと愛猫がボリボリと掻いている事が目立つ場合は

愛猫の体をチェックしてみましょう。

毛の間に赤茶色の粒が確認出来た場合は間違いなくノミがいます。

赤茶色の粒はノミのフンなので、すぐに駆除してあげましょう。

手やクシで駆除する方法

昔々はノミを素手で取っていたんですが、もしも万が一今でも素手でノミを駆除してやろうという猛者がいるかもしれません。

素手でノミを駆除する場合に注意したい事は潰さない事です。

潰したノミがメスだった場合はお腹の中に卵がいるはずなので潰す事で卵が飛び出してノミが増えてしまう可能性があるからです。

クシを使う場合も同じなのですが、駆除する前に洗面器を用意して水を入れて薄めた台所洗剤を入れておいて捕まえたノミを投入してしまいましょう。

ノミ取りシャンプーで駆除する方法

実はノミ取りシャンプーというのは効果的でいて安全な方法なのでオススメです。

シャンプーを嫌う猫の場合は大変な作業になる事もありますがノミはシャンプーをされると水によって気絶したり流されてしまうので効果的です。

単なるシャンプーでも効果はあるのですが、より高い効果を望むのならノミ取りシャンプーを併用する事が良いでしょう。

基本的なシャンプーの仕方は猫のシャンプー!短毛猫と長毛猫の注意点は?を参考にしてみてください。

ただ、シャンプーをしてノミを落としたとしても一時的なもので持続性はありません。

シャンプーは一時的な応急処置程度に考えておいた方が良いでしょう。

ポイント
シャンプーをより効果的に行うには

シャンプーを始める前に頭から首へ向かってブラッシングしてノミを体の方へ追い込んでいく事。

シャンプーをは首から始めて体全体を洗い

そのままの状態で5分ほど放置しておくと、より効果が上がります。

薬で駆除する方法

薬剤を用いたノミ退治は卵も幼虫も成虫も確実にやっつける事ができるというのがメリットです。

スポットタイプやスプレータイプ、内服薬タイプにノミ取り首輪などがあるのですが詳しく特徴をご説明したいと思います。

☑スポット・スプレータイプ
このタイプは点眼のように薬剤を直接ノミに滴下するのですが、効果は非常に高いです。

主にノミに対する作用は2つの種類があります。

【じっくり効くタイプ】
このタイプは滴下は猫の肩甲骨の間に1滴たらすだけで、その滴が24時間かけて猫の体の表面の脂に溶けていき拡散する事で

ノミの中枢に働きかけて神経を刺激し続けるのでノミの成は死滅します。

ただ、滴下してから実際に効果があらわれるまでに2日程かかるので、その間はシャンプーをしない事です。

滴下から2日経過すればシャンプーで濡らしても成分は皮脂腺に入り込んでいるので大丈夫です。

ちなみに薬剤の効果は1か月は持続します。

また、猫の体への悪影響は殆どないので生後12週以下の子猫以外であれば妊娠中の猫に使っても問題はありません。

【即効性タイプ】
即効性のタイプはノミの成虫を瞬時に昏睡状態にして死滅させるもので、滴下後の12時間以内で100%に近いノミを死滅させます。

また、滴下した場合に速乾性もあるので乾いた後には滴下場所を触っても大丈夫です。

生後6週を過ぎていれば子猫に使っても大丈夫ですし非常に効果が高い方法です。

☑内服薬
内服薬はノミの成虫を死滅させるものではなく、卵やサナギの段階で死滅させるというものです。

一般的な内服薬はノミの表皮を形成する成分を合成させない働きをするので猫が服用すると

薬の成分が血液に浸透するので、その血液を吸血したノミが産んだ卵はふ化する事がありません。

また、万が一ふ化する卵があったとしてもサナギになる時や成虫になる時に表皮を作る事が出来ないので死滅してしまいます。

内服薬は服用後1か月は効果が続くのでノミを完全に死滅させる事が可能です。

内服薬による害は殆どなく副作用もないので安心して使う事が出来ます。

☑注射タイプ
注射タイプというか、注射そのものなのですが、猫に与える事でその血液を吸ったノミが産んだ卵は一切育たなくなるという医薬品があります。

この医薬品は元々はご飯に混ぜてあんこに食べさせるという物だったのですが現在では注射によって投与する事が出来ます。

注射は一度打つと半年間効果が持続するのでノミが大量発生する前の時期(3月から4月)に注射をする事でノミの予防効果もあります。

特に自由に外出をさせている猫の場合は予防として定期的に注射をすると良いでしょう。

ノミ避け首輪などの予防グッズもあるのですが、やはり予防するなら注射をする事が確実だと思います。

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ノミが引き起こす病気とは?


ノミが寄生すると猫はもちろん、私たち人間も痒みに襲われます。(ネコノミは人間に寄生する事はないですが刺される事があります)

とにかく痒くてイライラする事になるのですが、ノミの被害というのは痒みだけではありません。

吸血するノミによって少しづつ猫に体は弱まるので他の条虫に寄生されたり、皮膚炎になってしまう事もあります。

ノミが引き起こす病気というのは主に以下の物があるのでご紹介します。

ノミアレルギー性皮膚炎

吸血するノミは血を吸うときに唾液を出しているのですが、この唾液に反応して起こるのが皮膚炎です。

蚊に刺された時のように患部が赤く腫れて激しい痒みに襲われます。

酷くなると周辺に湿疹が出てきて広範囲に痒みが広がるので猫が、あまりの痒さに患部を咬んだり、思い切りボリボリと掻く事で化膿したりします。

比較的、皮膚炎が起こりやすい場所は腰や尻尾の付け根です。

猫伝染性貧血症

猫伝染性貧血症というのはヘモバルトネラ症とも呼ばれていて猫の赤血球にヘモバルトネラ・フェリスという寄生生物が寄生してしまう病気です。

ヘモバルトネラ・フェリスに寄生されると赤血球がどんどん破壊されてしまうので貧血症状を引き起こします。

場合によっては黄疸を引き起こす事もあります。

比較的若いオス猫に多い傾向があるので感染経路としてはヘモバルトネラ・フェリスに感染している猫と喧嘩をしたときに血液が傷口に付着して感染する場合もあるのですが

病原体を持っているノミに刺された時に感染する事もあります。

治療には抗生物質が有効なので抗生物質でヘモバルトネラ・フェリスを退治する事で回復します。

ただ、ヘモバルトネラ・フェリスを完全に全滅させる事は困難なので完治するものではないですので再発を繰り返す事がありますが

合併症などがなければ命を落とす事はありません。

犬条虫(瓜実条虫症)

犬条虫はノミが中間宿主となり犬や猫に寄生する条虫です。

この犬条虫は猫に寄生しても症状があらわれる事は滅多にありません。

条虫が糞から排出されるときに肛門に痒みを感じる程度の事が多いのですが、あまりにも数が増えると稀に下痢や嘔吐を引き起こす場合があります。

さいごに

ノミは愛猫にとって厄介な存在であると同時に、飼い主さんにとっても厄介な存在です。

飼い主さんもノミに刺されるリスクは常にありますし、刺された場合には赤くなり小さな水疱が出来て痒みに襲われます。

万が一飼い主さんがノミに刺された場合は、痒みを止めるには虫刺され用の痒み止めで大丈夫です。

ただ、アレルギー体質の人の場合はノミの唾液によってアレルギーを引き起こして皮膚病になる事もあるので油断はできません。

愛猫の為にも自分の為にもノミは早急に駆除するようにしましょう。

  • この記事を書いた人

D.yu-ya

猫や犬、生き物全般が好きで猫を飼っていました。 愛猫が他界した事で現在はペットを飼っていないのですが ブログという形でペットについて書いていきたいと思い このブログをスタートしました。 不定期更新ではありますが、よろしくお願いします。

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