愛猫の写真を頻繁に撮っている飼い主さんというのはどれくらいいるでしょうか?
かけがえのない子猫の成長の記録を写真にしておきたいという人や
自慢の可愛い仕草を写真にして残したい人、自分のブログやSNSに愛猫の写真をアップしたい人。
猫の写真を撮る動機というのは人それぞれだと思いますが、共通している事はきっと同じで
少しでも可愛く取りたいではないでしょうか?
そんな飼い主さんの為に少しでも愛猫の写真を可愛く撮る方法をご紹介してみたいと思います。
猫の写真をもっと可愛く撮る方法

少しでも可愛く撮影したいのは飼い主心です。
猫の写真を撮影する際に、本格的なカメラを使う必要はないです。
というのも、最近のスマホはカメラの性能が非常に優れているので機種によってはカメラに引けを取らない能力を持っている事も珍しくないです。
猫の写真を可愛く撮る事に必要なのでカメラではなくテクニックです。
例えば、猫を可愛く撮影したい時に上手く行かない要因には主に以下のような事があります。
上手く撮れない主な原因
- 猫がカメラに慣れていない
- ピントの位置が定まっていない
- フラッシュを使っている
このような事が原因となって納得の出来る写真が撮れていないケースが多いです。
それぞれの項目を詳しくご説明していきましょう。
猫がカメラに慣れていない
猫はカメラに慣れていないと、カメラを向けられると逃げ出したり、逃げるまではいかなくても表情がかたくなり
良い写真が撮れにくくなってしまいます。
よく知らない物を自分にジッと向けられていると、人間でも嫌な気持ちになると思うのですが猫にとってカメラというのは未知の存在なので
自分にずっと向けられていると大抵は逃げてしまいます。
愛猫の可愛い写真を撮りたいならカメラは怖いものではないという事を時間を掛けて教えるつもりで
少しずつ慣らしてあげる事が基本です。
写真を撮りたいからと逃げる猫を追い回したりするとカメラ嫌いの猫になってしまう可能性もあるので
短時間から、徐々にカメラを向ける時間を長くしてみるなどの工夫が必要でしょう。

ピントの位置が定まっていない
カメラで猫を撮影する時に大切な事はピントの合わせ方です。
カメラのピントをアナタはどこに合わせていますか?猫の写真を撮る時は猫の目にピントを合わせて下さい。
あえて変則的な写真を撮りたい時は別ですが、基本的にピントは目に合わせると上手く撮影出来ます。
特に、猫の目線と同じ位置から猫の目にピントを合わせて撮影すると重量感のある立派な猫の姿を強調して撮影する事が出来ますよ。

フラッシュななるべく使わないで!
写真を撮る時に、少しでも明るく撮りたいとフラッシュを使う人も多いですが
猫の撮影には基本的にフラッシュは使わない事をオススメします。
まず、猫の目というのは人間の目よりも多くの光を取り込みます。
これは夜行性の猫が暗闇の中でも周囲をみる事ができる優れた能力なのですが
その多くの光を取り込む猫の目にとってフラッシュの光というのは私たちが感じる以上に眩しいです。
特に暗い部屋の中で猫の目にピントを合わせて至近距離でフラッシュが光ると猫は最悪のケースでは失明する事もあります。
それと、フラッシュを使うと猫の赤目現象が起こりやすくなるという理由もあります。
人間の目でも時々起こるのですがフラッシュの光によって猫の目が赤くなったり緑になる現象です。
これは暗いと猫の目の瞳孔が開いているので、そこに真正面にフラッシュの光が入り反射するからなんです。
この反射を防ぐ為には瞳孔を閉じさせる必要があるので、部屋を明るくするか真正面から撮影しないようにする事が一番簡単な方法です。
ちなみに、青い目は特に赤く反射しやすいですし、ゴールドの目は緑に反射しやすいです。

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その他のテクニック
その他に注意しておくと良い点やテクニックをご紹介してみたいと思います。
難しい事ではなくて、ほんの少し気にしておくだけで写真の出来栄えが違ってくるので
撮影時に気にしてみて下さい。
背後を整理する
背後を整理するというのは、散らかっているのを片付けるという意味ではなく
猫よりも目立つ物がある場合には避けてしまうという事です。
そうしてもカメラ越しに覗くと、被写体である猫にばかり目が行くので
バッチリ撮れた!と思っても背後に目立つ物があって猫の魅力や存在感が半減してしまう事があります。
そうならないように撮影の前には背後の状況もチェックしましょう。
凄く目立つ物がある場合は避けるか、立ち位置を変えて写り込まないようにすると良いです。
こちらを向かせるには『音』
猫を撮影する時に困るのが、こちらを見てほしい時に見てくれない事です。
振り向かせようと猫にちょっかいを出していると、いざ振り向いた時に撮影準備が出来ていなくて慌ててシャッターを切ってブレてしまう事もあります。
そんな時に便利なのが『笛』です。
カメラを向けたまま笛をピーピー鳴らすと猫は大抵振り向くので、待ってましたと撮影する事が出来ます。
さいごに
上手に可愛く猫の写真を撮るコツというのは単純な事ばかりです。
専門的なテクニックはなくても、基本的な事を抑えているだけで随分と可愛い写真が撮れるようになります。
大切な事は猫にカメラに慣れてもらい、ピントを目に合わせて撮影するという事だけです。