猫の話し

猫のキジトラやサバトラの系統の猫の意外な特徴とは?

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猫のキジトラやサバトラの系統の猫の意外な特徴とは?猫を見ているとたくさんの毛の模様があって、毛の色もたくさんある事に気付くと思います。

この猫の毛の模様や色というのは一体どうやって出来るのでしょうか?

普段はあまり気にならない事でも一度気になりだすと妙に気になって仕方ないという事もあります。

当ブログの管理人である私も何を隠そう猫の毛について気になり出したので、猫の毛の模様や色の秘密について徹底的に調べてみました。

その結果、意外と知らないこと事がたくさんありましたのでご紹介したいと思います。

猫の毛の模様や色はどうやって決まる?

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猫の毛の模様や色というのは何となく遺伝という事はわかるのですが、私たち人間の血液型のように絶対的な規則性はあるのでしょうか?

例えば血液型はA型とO型のカップルから生まれる子供の血液型は『AかO』と遺伝の法則で決まっています。

猫の毛の模様や色にも、この遺伝の法則が当てはまるのかというと実はそう単純な事ではないようです。

白猫と黒猫の間に生まれる子猫は白か黒とは限らないんです。

それは何故かと言うと、猫の模様や色に関する遺伝子というのは判明しているだけでも20種類以上もあって、その遺伝子の組み合わせによって模様や色が変化するからなんです。

真っ白な猫であっても実は縞模様の遺伝子を隠し持っている事もあります。

こういった複雑な遺伝形態の猫は両親が白猫でも子供は縞模様というケースもあります。

複雑な毛のバリエーションは犬を上回るほど多いのが猫の毛の世界なんです。

そんな不思議な猫の毛に関することを深く見ていきましょう。

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猫の元祖は『キジトラ』だった!

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野生の動物を思い浮かべてみて下さい、例えば『ライオン』はいろんな模様のライオンっていますか?

変異的にホワイトライオンがいる事はいますが、縞模様のライオンなんて見たことが無いですよね?

例えば『シマウマ』は白黒なのですが白赤や黒緑なんてシマウマはいません。

それは野生動物は種によって毛の色や模様は基本的に同じだからです。

猫も昔はそれらの野生動物と同じで種としての模様という物がありまして、それが『キジトラ』柄なんですね。

このキジトラこそが猫の元祖で、猫のふるさとであるサバンナで目立ちにくくて的に見つかりにくいというメリットがあったんです。

先ほど書いたように変異的に誕生するホワイトライオンと同じく猫も突然変異によって白い猫や黒い猫が誕生する事がありました。

厳しい野生の世界では、このような目立ちすぎる色は自然に淘汰されていくのが運命なのですが、人に飼われるようになった猫は自然界では目立ちすぎて敵に狙われて淘汰されてきた変異色の毛色を持つ猫も生き残る事が出来るようになります。

その結果として白の遺伝子や黒の遺伝子、オレンジの遺伝子を保有する猫は淘汰される事無く増えていく事に成功しました。

現在では様々な種類の猫がいて普通に暮らしていますが、実は猫の元祖は『キジトラ』なんですね。

毛色の遺伝子には優先順位がある?

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猫の毛の色の遺伝子には『強い遺伝子』と『弱い遺伝子』が存在していて、毛色や模様の遺伝子はたくさんあるのですが同時に存在した場合に優勢になって現れる遺伝子が強い遺伝子という事になります。

例えば猫の全身を白くする遺伝子は『w(white)』なのですが、このwという遺伝子は全ての遺伝子の中で一番強い優勢遺伝子なので『w』を持っていると、その猫が他に黒や茶の遺伝子を持っているとしても真っ白な猫になります。

猫の毛による性格の傾向!

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猫には毛の色や模様によって性格の傾向がバラバラなのを知っていますか?

猫の模様や色というのは元々あった原始的なものと、後から生まれたものがあります。

元々存在した原始的な模様の猫は野生的な名残が強いのでワイルドな性格になりやすい傾向がありますし、人間に飼われないと淘汰される運命だった色や模様の猫は比較的大人しい傾向があります。

その他にメラニンの量によって性格が傾向づけられるという説もあって、メラニンの量が多いと怖がらない性格になり、メラニンの量が少ないと引っ込み思案になりやすい傾向もあるようです。

基本的に猫は縞模様のある『しま柄』と白猫や黒猫のような『単色』に三毛猫のような『ツートン』という種類に分類することが出来ます。

ここでは『しま柄』の猫の特徴を詳しくご説明していきます。

キジトラの特徴

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キジトラ柄の猫は、猫の元祖で野生ネコの本来の姿と言えます。

遺伝的にも強い方なので今でも多く存続していて、キジトラを飼っているという人も多いのではないでしょうか?

キジトラのキジの由来は単純に色味が鳥のキジに似ているからで、キジトラのトラというのは野生の猫が本来もっている縞模様です。

黒と茶色の縞模様は野生では最も見つけにくい保護色なんです。

キジトラは体のメラニンの量が多めなので瞳はゴールド系の色をしていて、野生の猫の瞳というのは本来ゴールド系なんです。

日本ではキジトラと呼ばれる黒と茶色の縞模様ですが正式な名称は『ブラウン・マッカレルタビー』と呼ばれる毛の柄です。

肉球はメラニンが多い事から黒系になり、足の裏の毛は黒っぽい毛色になるのも特徴です。

しっぽの先端は黒のしまが太く出るので黒一色になります。

キジトラの性格の傾向

もともと野生的なので性格はワイルドな個体が殆どで警戒心が強く慎重で縄張り意識が強いので初めて見る人にはなかなか心を許さないです。

猫の中では『抱っこ嫌い』な傾向が強いのもキジトラらしいのではないでしょうか。

キジトラはワイルドで毛一回芯が強い猫と言った感じですね。

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茶トラの特徴

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茶トラは茶と言いますが実際にはオレンジが特徴的な猫で、この明るいオレンジは本来野生の猫のは存在しなかった色です。

説は諸説あるのですが、この茶トラのオレンジ色は昔にトルコ近辺で生まれたという説が有力ですが真偽は不明です。

日本では江戸時代に入ってきて、それ以降増えた毛色と言われています。

江戸時代以降の浮世絵には茶トラが描かれているのですが江戸時代の浮世絵に茶トラの毛柄は出てきていないという事からも江戸時代以降に急速に繁栄してきたことがわかります。

茶トラの瞳の色はゴールド系なのですがキジトラと比べると色味の薄いイエロー寄りのゴールドといったところです。

模様は薄いオレンジ色の毛に濃いオレンジの縞模様が入っているのが特徴で人によっては『赤トラ』と呼ぶ場合もあるようです。

肉球はキジトラと全然違いピンクが殆どです。

茶トラの最大の特徴は、しっぽの先端が薄い色になる事で、これは他のしま柄の猫には無い特徴です。

また茶トラは体が大きい個体が多いのですが、実は茶トラは雄が圧倒的に多くて雌は少ない事から体の大きい個体が多いんです。

茶トラの性格の傾向

雄猫の多い茶トラは性格の傾向も雄猫らしさが現れる猫で食欲旺盛で細かい事は気にしないマイペースな個体が多いです。

どちらかと言うと人見知りをしないタイプなので比較的多頭飼いには向いているのではないでしょうか。

とにかく食欲が旺盛なので茶トラは肥満になりやすい傾向があるので食事のコントロールはしっかりした方が良いでしょう。

サバトラの特徴

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サバトラはキジトラから茶色の色素が消えてシルバーが地色になった毛柄です。

少しでも茶色の色味があればキジトラになるので全く茶色の無いサバトラというのは実は意外と少ない希少な種類なんです。

黒とシルバーの模様が魚の『サバ』に似ていることから『サバトラ』と呼ばれるようになった猫です。

瞳はグリーン系で非常に美しいグリーンになるのが一般的で稀にサバであるのにゴールド系の瞳になるケースもあります。

模様はハッキリとしたシルバー地に黒のしまが全身に入ります。

肉球は色素の多さが影響して黒やあずき色になります。

しっぽは黒の縞模様がでやすく、先端は真っ黒一色になります。

サバトラの性格の傾向

サバトラは基本的にキジトラに近いので性格も野生的で警戒心が強く慎重な猫が殆どです。

ただ、サバトラが持つシルバーの色は海外から入ってきた色味なのでキジトラと違って活発で人懐っこい個体もいます。

人懐っこいタイプのサバトラはキジトラよりもアメリカンショートヘア寄りなのかもしれないです。

クラシックタビーの特徴

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クラシックタビーはトラ系の猫と区別がつけにくいと思いますが、最大の特徴は横腹のある渦巻模様で弓矢の的のように見える事から『ターゲットマーク』と言われます。

またトラ系の猫よりも縞模様が太く上から見ると肩の辺りに蝶のような模様があります。

この模様はアメリカンショートヘアに代表される模様で、クラシックタビーはイタリア生まれでイギリスを通じて世界に広まったと言われています。

その根拠として当時イギリスと貿易をしていたヨーロッパなどではクラシックタビーの猫が今でも多くいます。

クラシックタビーは系統の種類が非常に多くて様々な毛色がありますし長毛のクラシックタビーも存在しています。

種類が多いので肉球なども個体によって様々で肉球が黒の猫もいればピンクの猫もいるなどバリエーションが豊富です。

クラシックタビーの性格の傾向

クラシックタビーで代表される猫というのはアメリカンショートヘアなのですが、クラシックタビー系の猫というのは基本的にパワフルでたくましくて人懐っこい性格です。

元来、ネズミ捕りという仕事を任されてきたクラシックタビーは度胸があるワーキングキャットなので初対面の人に対しても比較的警戒心は少ないです。

アグーティタビーの特徴

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アグーティタビーは一見すると『縞模様の猫』には思えないとおもいますが、アグーティというのは1本1本の毛にシマがある事をなので縞模様の猫なんです。

代表的な猫はアビシニアンで、縞模様が細かいのでトラ系の猫と比べるとハッキリした縞模様ではありません。

しかし、よく見ると額には縞模様系の猫の特徴である『M』の模様があるのでしま柄系の猫であることがわかります。

猫の元祖であるキジトラ以外の毛柄の猫というのは突然変異で誕生した種類なのですが、このアグーティタビーは比較的古い歴史を持つ猫です。

瞳はゴールド系でイエローやグリーン掛かった黄緑系と言えます。

顎辺りの口元は白っぽく、これは猫の先祖であるリビアネコの特徴の名残なんです。

肉球は茶色やサーモンピンクになる事が殆どで、しっぽの先は色が濃くなりやすいので黒が強く現れます。

アグーティタビーの性格の傾向

アグーティタビーは古代から居たと言われている種なので野生に近い気質を持っています。

とても活発で遊びもワイルドな猫が多く運動神経は抜群です。

イメージ的にはとにかくワイルドで積極的というアグーティタビーですが実は繊細な一面があって鳴き声は小さい猫です。

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スポッテッドタビーの特徴

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まるでヒョウのような斑点模様を持つ猫というのはベンガルという品種特有のものです。

濃い縁取りの中に薄い茶色の斑点模様は猫のは元々なかった柄でヒョウ柄の山猫の掛け合わせで誕生した品種なんです。

口元は白っぽくて瞳はゴールド系というのが基本なのですが、実はスポッテッドタビーには黒とシルバーの斑点を持つ猫も存在していて、その場合の瞳の色はゴールド系ではなくグリーン系になります。

肉球は黒かたピンクとなり毛色の濃い猫の場合は肉球は黒系になります。

スポッテッドタビーは斑点模様であって縞模様じゃないじゃん!と思う人もいると思いますが、この斑点模様というのは縞模様が途切れて斑点になってる状態なのでれっきとしたしま柄系統なんです。

その証拠に足やしっぽは縞模様が途切れずに斑点にはなりません。

スポッテッドタビーの性格の傾向

性格の傾向は、やはりワイルドですが特にベンガル猫はヤマネコの血が入っているので運動量がとても多くて活発な事が多いです。

ベンガルヤマネコの血を受け継いでいるので遊びの中にも野生的な姿を垣間見る事ができます。

さいごに

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しま柄系の猫と言っても色合いも様々ですし中には長毛の種も居たりして判別が難しい事もあると思います。

けれど、しま柄系の猫には決して変わらない3つの特徴があります。

『額のM字ライン』『クレオパトラライン』『アイライン』です。

キジトラに限らずに、しま柄系の猫には共通して3つのラインが存在していて目を強調する事で敵を威嚇する武器と言われています。

この特徴は絶対的で体に目立つ縞模様が出ないアグーティタビーにもこの3つの特徴ラインはあるのでしま柄系の猫という事がわかります。

この様に猫の顔の特徴を覚えておくだけでも、また違った見方で猫を見る事が出来て面白いですよ。

  • この記事を書いた人

D.yu-ya

猫や犬、生き物全般が好きで猫を飼っていました。 愛猫が他界した事で現在はペットを飼っていないのですが ブログという形でペットについて書いていきたいと思い このブログをスタートしました。 不定期更新ではありますが、よろしくお願いします。

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