猫のしつけ

猫のトイレにしつけは必要?意外に知らない事実とは?

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猫のトイレにしつけは必要?意外に知らない事実とは?猫のトイレのしつけというのは、実はそんなに難しくはありません。

というのも元々猫には『砂の上で用を足したい』という本能があるからなんです。

それでも飼い猫がトイレ以外で“そそう”してしまうという悩みを持つ人もいるのも事実です。

ただ、この”そそう“をする事がトイレのしつけが出来ていないというワケではないです。

猫が”そそう”するのには必ず原因があるんです。

なので、猫のそそうを改善する為に猫をしつけるという発想は捨てましょう。

最低限のしつけが出来ている猫にトイレのしつけは必要ないんです。

必要なのはそそうの原因を取り除くという事なんです。

まずはトイレのしつけ方法を説明していきたいと思います。

そして、そそうの原因について続けていきたいと思います。

猫のトイレのしつけは簡単!

猫のトイレのしつけ
先に書いたように、猫には元々『砂の上で用を足したい』という本能があるので、トイレのしつけという面では難しい事はないんですね。

猫のしつけの手順で言えば2つの手順しかないんですね。その手順は以下の2つです。

①『トイレのサインを見逃さない』
猫はトイレに行きたいのにトイレがどこかわからないと必ずサインを出します。
そわそわしたり、床の匂いをかぎまわったり、前足でしつこく床をかくという仕草は猫のトイレのサインです。

②『トイレへ連れて行く』
猫のトイレサインを見たら優しくトイレに連れて行きましょう。
2~3回これを繰り返してあげると猫はトイレを覚えて自分でトイレに入るようになります。
トイレのサインかな?と思ったのに結局トイレサインじゃなかったとしても大丈夫です。
何度でもトイレに連れて行きましょう。

このように基本的にトイレは猫に教え込むという必要はありません。

それでも猫の“そそう”が治まらなくて困っている場合もあると思いますので、次はトイレのそそうについて書いていきましょう。

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猫が“そそう”してしまったら?

猫おもらし
猫がトイレ以外の場所で“そそう”してしまった場合は、そそうした場所を出来る限りすぐに掃除しましょう。

飼い主が不在の時にそそうしてしまっていても、見つけたら掃除をして下さい。

この時に大事な事は猫の糞や尿のにおいを完全に取り去る事です。

においを残してしまうと猫は再び同じ場所でするようになってしまうので、その場所でのそそうが習慣化してしまうからです。

消臭剤などを使って徹底的ににおいを除去して下さい。

同じ場所でそそうを繰り返す時の対処法

キチンと掃除をしているのに何故か何度もそそうを繰り返してしまう場合の対策方法をご紹介したいと思います。

対策①『物を置いてしまう!』
猫が何度も同じ場所でそそうをするというのは、そこをトイレだと勘違いしてしまっている場合があります。
何度もそそうを繰り返す場所に思い切って物を置いてしまうのが効果的ですよ。
本棚を置いたりしてその場所を埋めてしまうのが良いです。

対策②『ビニールやアルミホイルを使う』
ソファーやベッドでそそうをして困っている場合はビニールやアルミホイルでその場所を覆ってしまいましょう。
猫はビニールやアルミホイルの感触が苦手と言われているので、覆ってしまう事で近付かなくなる事もあります。
また、ソファーやベッドをビニールやアルミホイルだ覆うのはちょっと・・という時は、猫の嫌がるにおいをつけるというのも有効です。
柑橘系(かんきつけい)のスプレーわソファーやベッドに吹き付けると効果的です。
猫は嗅覚が鋭いのと、柑橘系のにおいが苦手ですので、においを嫌って近付かなくなるでしょう。

対策③『物を移動してしまう!』
ソファーや座布団などでそそうを繰り返す場合、いっそ物を移動してしまうのが一番効果的な対策になります。
違う部屋にしまってしまう事で、においの痕跡ごとなくしてしまうんです。

“そそう”の原因を探す!

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猫がそそうしてしまうのは何かしらの原因が必ずあります。

しつけの問題ではなく、他の原因が必ず潜んでいるので、その原因を探す事が重要です。

ここでは、そそうの主な原因となる3つの要因を紹介しますので、アナタの猫のそそうの原因ではないのか当てはめてみて下さい。

要因①『トイレ自体に問題あり』
意外に多い要因がトイレ自体に問題があるケースです。
猫はトイレが汚れていたり、トイレの砂が自分に合わなくて気に入らないと使いません。
トイレが汚れていたらトイレを使わないというのは、なんとなくわかるでしょうけど、トイレ砂の合う合わないという事までは気が付かない事が多いのではないでしょうか?
急にそそうをするようになったら、トイレが汚れていないか?
トイレの砂やトイレ自体が使いづらくないか?
トイレの置いてある場所は悪くないか?
という部分を確認して、問題がありそうなら改善してあげましょう。

要因②『猫のストレス』
突然のそそうの要因の一つとして猫の急激なストレスがあります。
このストレスとは突発的なストレスで、例えば窓際で日向ぼっこしていた猫の視線に野良猫が近距離であらわれた時などに猫は急激なストレスに見舞われて、自分の縄張り(室内)に尿で臭い付けをしている事があります。
仮に複数の猫を飼っている多頭飼いの場合、他の猫の威嚇などがあってトイレを使いづらいという事が要因の場合もあります。
ストレスと言っても、原因は様々ですのでストレスが要因のそそうの疑いが強い場合にはストレスの元を探す必要があるでしょう。

要因③『病気』
病気が原因で排泄排尿のコントロールができなくなったり排泄痛がある場合にはトイレ嫌いになってしまう事があります。
これは排尿痛の原因が『トイレでするから痛いんだ』と猫が思い込んでしまう事が原因の場合が多いです。

猫のトイレにまつわる謎!

謎
普段、何気なく見ている猫のトイレでの行動ですが、時々『なんでだろう?』と疑問に思う行動ってありませんか?

例えば猫はトイレにもこだわりが強く、トイレを買い換えたらトイレを使わなくなってしまう事があります。

僕たちからしてみれば大きな違いのないトイレにしか感じないとしても、猫はトイレに対するこだわりがとても強いのです。

その理由として野生での猫は排泄時は無防備の時間になるので敵に襲われるリスクが高まります。

その緊張感は本能に刻まれているので飼い猫となった現在でも緊張感という感覚がしっかり残っています。

なので、排泄時というのはナイーブになり嫌な経験をしたトイレや気に入らないトイレは決して使わないという強いこだわりがあらわれるんです。

このように意外と知らない猫のトイレの謎をご紹介していきたいと思います。

トイレの前後に走り回るのは何故?

トイレに行く前やトイレから出た後に突然猫が猛ダッシュして走り回る姿を見た事はないですか?

これは野生時代の名残で、猫は野生時代は寝床から離れた場所で排尿排泄をしていました。

そのため、用を足すにはある程度の距離を移動しなければならなかったんです。

そのトイレまでの道中は外敵に襲われる危険性が高まります。

野生の猫はトイレに行く時もトイレから寝床に帰るときも凄いエネルギーで猛ダッシュしていたので、その名残なんです。

どうして便に砂をかけるの?

猫の便のにおいは強烈です。鼻が曲がるという表現がピッタリなくらい強烈なにおいです。

けれど、猫はご丁寧に便に砂をかぶせてくれます。

いつもいつも排便した後には、しばらくトイレ内にとどまって、せっせと便を隠しています。

猫が自分の便を隠す行動は自分の痕跡(こんせき)を消し去るためなんです。

これも野生時代の本能で、においを残しておくと敵に居場所を知られて襲われるリスクが高まるからなんです。

便を隠さない猫もいる!?

猫は本能で便に砂をかけて隠すという事を書きましたが『ウチの猫は砂をかけないんだけど?』と言いたい飼い主もいると思います。

実際、便に砂をかけない猫はいますし、現代の猫社会に命の危険性を持つ天敵がいるわけでもないので、本能が薄れてきても不思議ではないのですが、天敵が居ないのは現代の猫にとっては共通なはずなのに、便に砂をかける猫とかけない猫にわけられるのは何故なんでしょうか?

便に砂をかける猫とかけない猫の違いは『優位意識の猫か下位意識の猫か』という特性が左右しているという説が有力です。

野良猫の社会では便を隠すのは地位が下位の猫に限定されるという調査結果もあります。

上位の地位にいる野良猫のボスは便を隠す事もなく、むしろ目立つ場所に堂々と便を残していきます。

便が放つにおいで自分の存在を誇示しているというワケです。

とすると、飼い猫が便を隠すのは自分の世話をしてくれる飼い主を上位と認識しているからなのですが、砂の上にコロンと便を残している猫は飼い主の事を自分より下位の存在だと思っているのかもしれないですね。

心当たり・・あります?

トイレ掃除をしている時に必ず排尿しにくるのは何故?

これは明確な答えが出ているものではないのですが、有力な説として2つの説があって『もよおす』場合と『我慢していた』場合です。

もよおす場合は飼い主がトイレ掃除をしている姿を見てトイレに猫の意識が向いた事によって急にもよおしてくるという理由です。

この場合、トイレにはいっても少量しか出ない事が多いです。

そして我慢している場合というなのは、飼い主のトイレ掃除のタイミングが少し遅いのかもしれません。

猫は汚れたトイレは正直使いたくないという動物ですので、実は用足しを我慢していて、飼い主が掃除してくれて綺麗になったトイレに駆け込んでいるのでしょう。

家中に便をするのはなぜ?

猫がトイレ以外の場所に排便するのには大きく3つの理由が考えられます。

『老化』と『ストレス』と『病気』の3つです。

老化の要因を見ていくと、猫は加齢と共に便の切れが悪くなっていきお尻に便を残したまま行動して途中でポロッと落としていく事が増えてきます。

ストレスが原因の場合は落ちた便というより、明らかにそこにしたという状態です。

これ見よがしにベッドやソファーの上に便がのっているようならストレスを疑って下さい。

1日家を空けて帰宅した時などに、そそうしておる事ってありませんか?これもストレスの一種で飼い主の帰りを待っている間、猫は飼い主のにおいの付いた場所を探して飼い主のにおいを嗅いで安心しようとします。

それでも不安が収まらない時は自分のにおい(便や尿)を加える事で更に安心しようとするんですね。

なので、帰宅してそそうをしていたとしたら、それは猫の“寂しかった”というメッセージだと思って下さい。

そして病気の要因は下痢のような便をあちこちでしている場合は消化器系の病気を疑いましょう。

トイレのにおいを嗅いで変な顔をするのはなぜ?

フレーメン現象
トイレだけに限らず、猫は何かのにおいを嗅いだ時に突然動きを止めてボーゼンとしたり、ちょっとマヌケな顔をする事があります。

これはフレーメン反応と言って、猫の生理現象の一つです。

猫は実際はボーゼンとしてるワケでもマヌケな顔をしてるワケでもないんですね。

フレーメン反応の正体はヤコブソン器官と呼ばれる鼻とは別に口の中の上顎付近にある器官でも、においを嗅いでいるんですね。

このヤコブソン器官が感知できるにおいは、マタタビが良い例で、エサなどのにおいではなくフェロモン系のにおいになります。

例えばマーキングした尿に混じっている性フェロモンを感知すると異性のにおいとして詳しく分析しようとするので、その時にヤコブソン器官ににおいを送り込むのでボーゼンとしたような顔になるんですね。

トイレのにおいを嗅いでフレーメン反応が起きる事も珍しくなくて、自分のフェロモンを感知してしまっているという、なんとも言えない反応なんです。

ちなみに、このフレーメン反応は猫特有というワケではなく、馬にも見られる反応です。

猫のトイレの話しまとめ

猫は本能でトイレが基本が備わっているのでトイレのしつけが大変という事はないです。

ただ、気難しい動物ですので、トイレに対する強いこだわりで飼い主を苦労させてしまう事もあるでしょう。

イライラしてしまう事もあるとは思いますが、猫のトイレに関する異変を見逃さない事は病気の早期発見にもつながりますので、広い目で見てあげて欲しいと思います。

猫のトイレの異変がアナタに伝えている事というのは思っている以上にたくさんのメッセージを含んでいるものですよ。

  • この記事を書いた人

D.yu-ya

猫や犬、生き物全般が好きで猫を飼っていました。 愛猫が他界した事で現在はペットを飼っていないのですが ブログという形でペットについて書いていきたいと思い このブログをスタートしました。 不定期更新ではありますが、よろしくお願いします。

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