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猫の『ふみふみ』行動の本当の理由とは!?

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猫の『ふみふみ』行動の本当の理由とは!?猫が膝の上に乗って来た時に前足をリズミカルに『ふみふみ』と踏みつけてくる事ってありますよね?

夜、寝る時に布団の上に乗って『ふみふみ』してくる事もあります。

猫というのは実に色んな仕草をしますが、猫がする不思議な仕草の代表例と言えるのがこの『ふみふみ』です。

とにかく飼い主の膝やら胸やらお腹などを一心不乱に『ふみふみふみふみ・・・』

猫はどうしてそんな事をするのでしょうか?

なんとなく猫の赤ちゃん返りなのかな?という事はわかるかもしれませんが、本当の理由はそれだけではないんです。

この猫の『足ふみふみ』行動を深く解説していきたいと思います。

前足ふみふみは赤ちゃん返りだけじゃない!?

猫のふみふみ
猫が前足でふみふみするのは子猫時代の名残で、その当時の癖が蘇って来ているんです。

猫は子猫時代に母猫のお乳を飲む時にお乳の出を良くする為に母猫のお腹をふみふみします。

母猫のお腹を左右交互にふみふみと押すとお乳の出が良くなる事を本能的に知っているんです。

子猫の時の記憶が残っていて大人になった時も本能が蘇る瞬間があるんです。

ただ、猫がするこの『前足ふみふみ』行動は全てが赤ちゃん返りと言うワケでもありません。

赤ちゃん返りって?

人に飼われている家猫は大人になっても気分的には常に子猫のままという特徴があります。

甘えたいという気持ちになった時に本能が蘇って退行していくんですね。

はじめは『甘えたいニャ』という気持ちから『お乳が飲みたいニャ』という所まで気持ちが退行していくんです。

飼い猫はいつまでも気持ちは子猫のままなのに赤ちゃん返りというのも、ちょっとおかしな話しに聞こえるかも知れませんが、飼い猫は大人の部分と子猫の部分を両方持ち合わせていると言った方がわかりやすいかも知れません。

子を持つ事がない猫が親心を知る事なく一生を終えるのと同じうに、親離れが不完全な猫は生涯親離れが不完全な状態、すなわち子猫時代のままの部分を持っているんです。

なので、ふみふみする猫は家の中で自分のお世話をしてくれる飼い主に母猫の残像を重ねているのでしょう。

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赤ちゃん返り以外でふみふみする理由は?

猫が前足をふみふみする時と言うのは赤ちゃん返りしている時だけでなく、嬉しい気持ちになっている時や眠たくなった時、お腹が空いた時にも足をふみふみする動作をします。

飼い主に対してふみふみする事が多いのですが、時にはクッションやぬいぐるみといった柔らかくて肌触りの良い物に対して同じ動作をする事もあります。

柔らかいクッションやぬいぐるみなどに対してふみふみしている時というのはストレスとも関係していて、成長した猫は実に様々なストレスにさらされていて、そんな時にクッションやぬいぐるみ等をふみふみすると幼い頃の幸せな気持ちが蘇ってくるので気分が落ち着くという事があるようです。

ですので、猫が前足をふみふみする理由というのは

甘えと安心が根本にあると言えます。

赤ちゃん返りが理由でふみふみする時というのは、ふみふみと同時に喉をゴロゴロ鳴らすのがセットの場合が多いです。

そして飼い主に対する猫なりの愛情表現でふみふみする事もあるんです。

飼い主に抱っこされた時や寝ている時に声を掛けられるだけで前足ふみふみが始まる事もあるんです。

これは猫がアナタに対して完全に心を許していて安心しきっているという事です。

ふみふみする猫としない猫の違いは?

同じ飼い猫でも、前足をふみふみする猫と一切しない猫がいるんですが、その違いは何なのでしょうか?

これは精神的な自立が出来ているか出来ていないのかの違いだと言われています。

産まれた子猫は生後3ヶ月を過ぎると母乳を与えられなくなります。

ですので母乳の時期をちゃんと母猫と過ごせた猫はふみふみする理由がなくなるので、大人になった時にふみふみする癖は消えている事が殆どです。

逆に母猫から母乳をもらっている時期に親から引き離された子猫は、ふみふみする癖が抜けきらずに大人になっても、ふみふみする猫になります。

飼い猫は大人になっても気持ちは子猫のままと書きましたが、母猫と引き離された時期が早けば早い程、強く子猫時代の習性を残しています。

ふみふみしながら布団などをチュウチュウする理由は?

猫のちゅうちゅう
ふみふみしながらクッションやぬいぐるみをちゅうちゅう吸う猫もいます。

クッションやぬいぐるみだけでなく、時には飼い主の耳や顎をちゅうちゅう吸う猫もいますし、自分の足を吸う猫もいるんですね。

これはクッションやぬいぐるみ、または布団や飼い主の身体を母猫の体に見立ててお乳を吸う時の動作を再現しているんです。

このちゅうちゅうと吸う行動は“ウール・サッキング”と呼ばれる吸入行動で、やはりこれも母猫と早い段階で引き離された愛情不足の猫が見せる問題行動なんです。

ちゅうちゅう吸う仕草が可愛いのですが、どうして問題行動なのでしょうか?

その大きな理由としては布などをサッキングするとちゅうちゅう吸った布の繊維が消化器官に詰まってしまって最悪の場合は手術が必要になるケースがあるからです。

ウールサッキングと言う位なので、ウールを好んでちゅうちゅう吸うんですが、ウールに含まれているラノリンという成分が湿気を帯びると母猫に似たニオイを発するからだと言われています。

このウールサッキングは普通は生後2~3ヶ月頃になるとしなくなるのですが、離乳する時期が早かった猫はサッキング癖がついたままの事があるんですね。

サッキング癖が付いた猫でも自然にやらなくなる猫も居ますが、ずっとサッキングを続ける猫も居ます。

ずっとサッキングを続けて困るという場合には以下の対応をしてみて下さい。

①サッキングしそうな布などを置かない。
②猫が嫌うスプレーを吹き付ける。
③病院で薬を使いやめさせる

そもそもウールサッキングは愛情不足が起因になっているので、飼い主が愛情を猫にたっぷりと注いであげるのが一番の予防になるのかもしれません。

まとめ

猫がふみふみするのは甘えと安心という気持ちがあらわれている行動なので、『重い』『爪が痛い』『邪魔』と感じる事もあるでしょうけど、出来れば母親になったつもりで甘えさせてあげて欲しいと思います。

そうすることで、より飼い主と猫の信頼関係が強くなっていくはずです。

  • この記事を書いた人

D.yu-ya

猫や犬、生き物全般が好きで猫を飼っていました。 愛猫が他界した事で現在はペットを飼っていないのですが ブログという形でペットについて書いていきたいと思い このブログをスタートしました。 不定期更新ではありますが、よろしくお願いします。

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